ロゲイン対策
まず、あなたはどのタイプですか?
「バリバリ派」:体力には自信あり。絶対目指すぞ、日本代表。
「エンジョイ派」:家族・仲間同士で、ハイキング気分。ついでに宝探しが出来ればただのハイキングより楽しい。
「ソコソコ派」:体力・走力にちょっと不安があるけれど、地図を片手にチェックポイントを探すのは、少し自信あり。楽しみながらも順位が良ければ嬉しい。
目指せ!日本代表 バリバリ派の皆様へ
ロゲインは大規模さが並ではありません。いわゆるフルロゲイン(マラソンで言えば42.195km)は、制限時間が24時間となります。(今回は、3時間)
当然、勝つためには、制限時間中、ずっと走り続けられる体力を身につけておきましょう。もちろん、途中で給水・給食の休息は取りますが。夜間、ヘッドライトのみで走る練習も。(今回は、昼間のみ)
単位時間当たりの取得ポイントを念頭においてレースを組み立てましょう。勝敗は取ったコントロール数ではなく、合計ポイントになります。20点を5個取るよりも、60点を2個取ったほうが効率が良いのです。だからといって、150点を1個だけ狙い、超藪漕ぎで2時間かかった挙句に見つからなかったりしたら、最悪です。自分の能力と体力を良く知り、最も効率の良い回り方を見つけ出してください。
2000年ロゲイン世界選手権の地図が、チェコのページで見ることが出来ます。
http://www.top.cz/wrc2002/english/map.php
地図の巨大さに驚くと思いますが、しかも1:50,000なのです。24時間かかっても全てのチェックポイントはとても回りきれません。あなたなら、どのような順番で回りますか?
ついでに、面白いソフトの紹介。
ロゲイン用のルート探索ソフトウェアです。機能はかなり貧弱で、地形や道などを考慮に入れないどころか、コントロールごとの得点も探索条件には入れられていません。単純なる最短路探索ソフトです。
http://www.sportscoach.com.au/router.html
楽しまなきゃ損。エンジョイ派の皆様へ
上のような事柄を書くと、ロゲインは屈強の身体を持った者のみが参加できる競技に思われがちなのですが、実際はそうでもありません。ハーフロゲイン(12時間)、クォーターロゲイン(6時間)なども開催されておりますし、今回の大会のように3時間というお手軽なミニ版もありえます。また、子供からお年寄りまで楽しめ、基本的にグループ競技であるため、夫婦や親子などファミリーでの参加も多いスポーツです。
大会は、巨大な敷地を必要とするため、大きな国立公園や今回開催する菅平高原などのような自然豊かな観光地で良く行われます。
レースついでにハイキングも一緒に楽しむためには、観光パンフレットなどの予備資料も欠かせません。展望の良い場所や、観光スポットにコントロールが設置されていたら、迷わずそこを目指しましょう。如何に楽しめるかは、ロゲインのレース用に手渡される地図と観光パンフレットなどに記載されている案内図との対応付けにかかってきます。今回の菅平高原の大会では、既に常設オリエンテーリングコース用に販売している「信州 菅平高原」という地図を使用しますので、レース前に購入しておき、どのあたりを回るかいくつか案を考えておくのも良いでしょう。
ジュース・お菓子、そしてカメラは必需品。お金も持っていけば、途中のお店でお買い物も。でも、バスとかに乗ってずるしてはいけませんよ。
楽しみながらも、あわよくば!? ソコソコ派の皆様へ
決して、あわてて走り出さない。コースの回り方をよく検討してからレースを始めたほうが良い結果につながりますし、無駄に走って疲れなくてすみます。
長い時間のレースですから、1分1秒を争うようなレースにはなりません。それよりも回り方次第で、10分、20分は簡単に変わってしまいます。如何に楽して上り坂を減らして、短い距離で効率良く回れるのか。パズルを解くようなイメージで、頭をフル回転させましょう。
最後に、全参加者へレースのコツ(Tips)を少し。
あくまでも、個人的な経験に基づくものですので、必ずしも有効であるとは断言できません。あしからず。
Tips
・ゴール付近のコントロールは、最後にとっておこう。
通常、会場(スタート・ゴール)の付近のコントロールは簡単に取れるため、得点が低くなっています。これらの低いポイントを集めても高得点には結びつきません。これらのコントロールは、最後の時間調整に使いましょう。
・制限時間は必ず守れ!
制限時間をオーバーしてしまうと大きなペナルティー(減点)が与えられます。今回のルールは異なりますが、ロゲインでは1分オーバーごとに最も高い点数のコントロールから減点していくというルールの場合もあります。3分オーバーしただけで、1時間かかって取った3つのコントロール分の得点を失うなど、基本的にかなり損失が大きいようになっています。これは、ゴール付近のコントロールを最後に回す作戦と併用することで制限時間オーバーを防ぐ効果が高まります。
・給水を計画的に
テレインが大きくなればなるほど、給水ポイントは限られた場所でしかすることができません。通常、必ずボトルは持って行き、給水ポイントを時々通るように回る順番を考え、そこではボトルを満水にしていきましょう。今回は、3時間ですから、当日の気温次第では、それほど神経質にならなくても大丈夫ですが、無給水では危険です。
・時計・コンパスは重要物品
制限時間ぎりぎりまでがんばるために、時刻の正しい時計を忘れずに。コンパス(方位磁石)は、必需品。24時間のフルロゲインの場合には、予備時計・予備コンパスも。
・ペンも使え!
マジックペンを使って、コースプランを書き込み、既に取ったコントロールをチェック。長丁場のレースになると頭の記憶は吹っ飛び、同じコントロールを2回取ってしまうという失態の可能性あり。2回チェックしたからといって、2倍の点数は入りません。
いろいろと、書かせていただきましたが、論より証拠。百聞は一見にしかず。
何はともあれ、信州菅平高原の秋を満喫してください。
本大会の特別ルール
* 競技はスコア−O形式で行なわれます。競技時間は3時間です。
*今大会ではEMIT社の電子パンチングシステムを使用します。
*各コントロールには、主催者がポイントをつけています。
*競技終了時刻を超過してゴールした場合は、毎分一定の点の割合で減点されます。また、30分以上超過した場合は失格となります。減点の割合は当日地図支給時に発表されます。
*順位は総得点から超過時間の減点を差し引いた得点で決定します。同得点者がいる場合、先に終了した人が上の順位となります。
*コントロールは優勝者でもすべて回りきることが出来ない程度設置されます。
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